バレンタイン近いんだよね

バレンタイン時に売っているチョコって妙に美味しいかむっちゃハズレの二択の気がする。

ども。部屋がすっごい寒いです、こんばんは。もうちょっとでおはようの時間なのですよね。これから寝ますからおやすみなさいなのです、私。

そんな訳で、昨日から三連休です。とりあえず一日目は寝てました。いや、あと二日間もあまり変わらないです。ある意味いつも通りの休日の過ごし方。
昨日は母が出掛けてまして、帰りにバレンタインチョコのコーナーにあったとかいうチョコケーキを買ってきたんですが美味くて感動した。そういえば、先週の調子が云々はどこへやら、チョコケーキ食ってタルト食ってた。それも寝起き。更にコーヒー。晩ご飯もいらないとかなったけど、おかずとして出てたおでんだけでお腹一杯になっちゃったんだもん。本当は家の人がカツ食べたかったのに、とかなんか口喧嘩が始まったので「私も食べたい、カツーカツー！」と一人で騒いでみたら家の人がカツ屋さんへ買いに行くって決まったけど、カツ屋に電話したら電話でねぇし。なので諦めておでんだったのです。ちなみに明日はお稲荷さんだそうです、我が家。

久しぶりに応援団プレイ。
果敢でやってる、それはいい。なんであの靴とズボンの裾あたりに萌えるのか。自分が全く判らない（マニアック）
そして「応援今一歩」にさせて、あの非常に悔しそうな顔をする杉…いや、森山の表情に何かきた。いや、杉田も良いんだが森山が何かさそっとる。

もう1プレイ位して寝よう。PC使ってたら指先冷たくなってきた、寒い。

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　団室の中に漂う甘い香り。
　この香りは、この時期の恒例行事だった。


　－バレンタイン（１）－


「お疲れ様で―」
　扉を開けて、鼻を擽っていく香りに田中の挨拶が止まる。
　その田中の声に気が付いたのは、斉藤だった。
「お疲れ。相変わらず早いな」
「…なんか、すごい甘い香りがするんですが」
「あぁ、これだよ」
　言いながら斉藤が手にしていたものを田中に見せる。
　調理用のボールに入った、艶々した茶褐色の粘液。
　田中が首を傾げると、斉藤が笑顔でゴムベラを持ち上げた。
「舐めてみな？」
　言われるがままに田中は人差し指を差し出すと、それを掬い取ってそのまま口に運ぶ。
　それは田中も知っている味だった。
「チョコレート、ですか？」
「そう」
「でも…何で？」
　田中が疑問に思うのも無理はない。
　ここは『応援団』であり、チョコレートといえば菓子類である。
　それが何故このような状態で斉藤が混ぜているのか。
　その答えは斉藤の口から、いとも簡単に出された。
「ホラ、もうすぐバレンタインだろ？」
「あぁ…そういえば」
　田中はカレンダーを見ると頷いた。
　今までそういうイベント事に興味なく、勉強しかしてこなかった。
　だがここで当たり前の疑問が再び田中に沸いた。
　至極当然にバレンタインと言ったが、それは女子が男子に告白する際のアイテムとして使用するものなのに、何故男である斉藤さんが？
　田中が考える間もなくそれは声に出ていた。
　それを聞いた斉藤さんが、少しだけ驚いた顔を見せたがすぐに笑った。
「確かに、世間ではそう言う認識だよな。…でも俺は、そうじゃなくても良いと思ってるよ。と言ってもここで作るようになったのはきっかけがあるんだけどな」
「きっかけ、ですか？」
　斉藤が話しながら持っていたボールを再び湯せんを始める。
　そして刻んであった白いチョコをその中に投入すると、ゴムベラで丁寧に混ぜ始めた。
「あぁ。前に、ここでチアの連中にチョコの作り方を教えてたんだよ。で、その際に試食で出したら一本木とかに評判良くてな。折角だから年一回の事だしと思ってこうしてチョコを作ってるんだよ」
「一本木先輩って…チョコとか食べるんですか？」
「ん？あぁ、アイツ結構甘い物好きみたいだぞ」
「知らなかった…」
　小さな呟きは斉藤の耳に入らなかったらしく、聞き返されたが思わず首を振った。
　田中の前で一本木は菓子を食べるような人ではなかったので田中にとって意外だった。
　ボールの中身が綺麗なマーブル模様になった時、それを見ながら田中が斉藤にお願いをしていた。
「斉藤さん…僕もお手伝いして良いですか？」
「なんだ、上げたい人とかいるのか？」
「えっ、あ、いや、その…」
　言いながら顔を赤く染めていく田中に斉藤は優しく笑い掛けるとボールを湯せんから外した。
　そして近くにあった三角の袋に金口を入れ、その中に溶けたチョコを入れる。
「田中、そこのバットとってくれるか？」
「あ、はい」
　バッドの中にはクッキングシートが敷いてある。
　斉藤はその上にチョコを絞り出すと、小さな柔らかい固まりが出来た。
　その横に三個ほど同じ形のものを作ると、その三角袋を田中に手渡した。
「今みたいに、ここに同じものを絞っていってくれないか？」
「は、はい！」
　田中はそれを受け取ると、同じように絞り出していく。
　初めてでちょっと怖いけど、何とか一つを絞ると斎藤を見た。
「うん、その調子だ。ほら、早くしないと手のやつが固まるから早くな」

　こうして、二人は甘い香りに包まれながら作業をしていた。


*****

すいません、チョコってどうやって作るのか良く知りません（…）

バレンタイン近いからねー。
斉藤さんは団員全員分を手作りしてればいい。
田中はポンがチョコを食べるとか知らなくて、でもだったらとか思ってチョコ作りを手伝っちゃえば良い。

いやー久しぶりに書いた。あまり上手くない文章がどんどん劣化してる気がするが気にしちゃいけない（しろよ）
つか、ブログの書き込み画面で一発書きなのでPC落ちなくて良かった（コンセント部の接触不良でいきなり電源が切れるから）
そして（１）とか書いたらまた続くんか！？　とかお叱りうけそうだが…ま、いっか。